ロベール・シュヴィヨン
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滋味あふれるワインを造りあげるニュイ・サン・ジョルジュのスペシャリスト
■ロベール・シュヴィヨンが万人受けしないのはなぜ?
ロベール・シュヴィヨンは2000年に先代のロベールが引退し、現在はドニ・シュヴィヨンとベルトラン・シュヴィヨンの兄弟が運営しています。二人三脚でのワイン造りでとくに専門分野を分けず、栽培も醸造も二人がかりで行っています。この生産者はニュイを本拠地として、この村のお手本と言えるべきワインを造っています。
ワインはとてもクラシックでいぶし銀な造り。
決して濃くなく昔からのこれぞブルゴーニュ的な味わいです。シュヴィヨンといえば樹齢の古さが特徴です。平均樹齢は50~75年、中には100年を超える古樹もあります。
素晴らしいワインを造るロベール・シュヴィヨンですが、実はこれまであまり万人受けしませんでした。しかしここ最近その実力が注文されるようになり、今やカルト的な生産者になりつつあります。その実力からすると、ジュヴレのアルマン・ルソーやシャンボールのジョルジュ・ルーミエを凌いでも全く不思議ではありません。
今までシュヴィヨンの認知度が今一つだった理由はなぜなのか。
それはニュイ・サン・ジョルジュ自体にあまり人気が無かったからです。ニュイにはグラン・クリュがないからなのです。
ロベール・シュヴィヨンこそグラン・クリュ不在の不運をもっとも被っているドメーヌではないでしょうか。
■ロベール・シュヴィヨンの特徴
●兄弟二人とも寡黙な栽培農家的な雰囲気であまりメディアに出てこない●樹齢の高さ(平均樹齢50~75年)
●レ・サン・ジョルジュ、 ヴォークラン、 レ・カイユ等ニュイの主要なクリマを全て所有している
●必要最低限の樽使用
●完全除梗
■グラン・クリュがないニュイ・サン・ジョルジュ
ニュイ・サン・ジョルジュは偉大なブルゴーニュの赤ワインを生み出すコート・ド・ニュイ最南端の村。「レ・サン・ジョルジュ」、「ヴォンクラン」などの素晴らしいクリマを持ちながらグラン・クリュがないというだけで、うっかり見過ごされがちの不運なアペラシオンなのです。
■なぜグラン・クリュがないのか
1930年代初頭の原産地呼称の発足にあたってどのクリマをグラン・クリュにすべきかが協議された際、当時の委員だったニュイのアンリ・グージュがレ・サン・ジョルジュのグラン・クリュ認定を断ったことが原因。レ・サン・ジョルジュの大地主であるグージュがレ・サン・ジョルジュのグラン・クリュ認定を強く主張すれば他のクリマの所有者から非難を受けかねないと考えだったようです。また、グラン・クリュは畑にかかる固定資産の税が重く、1930年代はブドウを桶売りする栽培家がほとんどで、グラン・クリュだからといって十分な対価が得られる保証はなく、税金が払えないリスクのほうか大きかったのです。
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■レ・サン・ジョルジュのグラン・クリュ昇格への動き
しかし時代とともに事情は変化しつつあります。今は元詰めしているドメーヌがほとんどとなった結果、グラン・クリュはそれだけで高く売れるのでメリットのほうが大きくなったのです。
また、レ・サン・ジョルジュの最大所有者のティボー・リジェ・ベレールがニュイの生産者協同組合に働きかけてINAO(国立原産地名称研究所)にレ・サン・ジョルジュのグラン・クリュ昇格の申請をしました。
レ・サン・ジョルジュは昔からグラン・クリュの資格があると認められていた畑です。
地質等を改めて調査して膨大な資料を提出し、上手く事が運んでも10年~20年かかると言われています。
■北部エリアと南部エリアと異なる味わい
一般的にニュイ・サン・ジョルジュのワインはシャンボール・ミュジニーやヴォーヌ・ロマネと比べて力強く男性的とされていますが、それはニュイの南部エリアを中心とした見方であり全体を見るとそうとは言えません。ニュイの街を流れるムーザン川を境にして北側はヴォーヌ・ロマネに、南側はコート・ド・ボーヌ側へと続きます。北側はヴォーヌ・ロマネとよく似た土壌構成で、表土は薄くヴォーヌ・ロマネタッチの柔らかで女性的なスタイルです。
それに対し南側は表土が深く、表土そのものの粘度が強めで骨格がありパワフルなワインとなります。
ニュイ・サン・ ジョルジュの南北両エリアに様々なクリマを所有するロベール・ シュヴィヨン。
兄弟ふたりとも寡黙な栽培農家といった風貌ですが、その仕事に対するひた向きな姿がワインの味わいへと描き出されています。 入手しずらいワインになってしまう日も近いかもしれません。
実力溢れる生産者ながら、これからさらに評価があがりそうなシュヴィヨン。
価格が上がってしまう前に、一度シュヴィヨンの実力を試してみてはいかがでしょうか。
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Robert chevillon Nuits-Saint Georges 1er Cru Les Bousselotsロベール・シュヴィヨン ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ブスロ
1級畑「レ・ブスロ」の高樹齢の葡萄を使用。ヴォーヌ・ロマネのスタイルに近く、凛とした女性を想わせるエレガントなワイン。
- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ニュイ・サン・ジョルジュ
- タイプ
- 赤ワイン / 辛口 - ミディアムフルボディ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 生産年
- 2018年
希望小売価格(税込):¥15,180
販売価格(税込):¥13,662
- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ニュイ・サン・ジョルジュ
- タイプ
- 赤ワイン / 辛口 - ミディアムフルボディ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 生産年
- 2018年
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Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Perrieresロベール・シュヴィヨン ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・ペリエール
ニュイ・サン・ジョルジュ村の1級畑『ラ・ぺリエール』。甘酸っぱい果実味に、複雑で微細な芳香が包み込む!
- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ニュイ・サン・ジョルジュ
- タイプ
- 赤ワイン / 辛口 - ミディアムフルボディ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 生産年
- 2018年
希望小売価格(税込):¥15,180
販売価格(税込):¥13,662
- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ニュイ・サン・ジョルジュ
- タイプ
- 赤ワイン / 辛口 - ミディアムフルボディ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 生産年
- 2018年
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Nuits-Saint-Georges 1er Cru Les Chaignotsロベール・シュヴィヨン ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ レ・シェニョ
エレガントでパワフルなスタイルを生み出す1級畑レ・シェニョ。時間と共に感じる滑らかな舌触り!
- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ニュイ・サン・ジョルジュ
- タイプ
- 赤ワイン / 辛口 - ミディアムボディ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 生産年
- 2018年
希望小売価格(税込):¥15,180
販売価格(税込):¥13,662
申し訳ございませんが、
只今品切れ中です。- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ニュイ・サン・ジョルジュ
- タイプ
- 赤ワイン / 辛口 - ミディアムボディ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 生産年
- 2018年
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Robert Chevillon Nuits-Saint-Georges VVロベール・シュヴィヨン ニュイ・サン・ジョルジュ ヴィエーユ・ヴィーニュ
ニュイ・サン・ジョルジュ村の平均樹齢約60年の葡萄から造られる、溢れるようなミネラル感と果実の旨味!
- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ニュイ・サン・ジョルジュ
- タイプ
- 赤ワイン / 辛口 - ミディアムボディ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 生産年
- 2018年
希望小売価格(税込):¥11,000
販売価格(税込):¥9,900
- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ニュイ・サン・ジョルジュ
- タイプ
- 赤ワイン / 辛口 - ミディアムボディ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 生産年
- 2018年
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Robert Chevillon Nuits-Saint-Georges Blanc VVロベール・シュヴィヨン ニュイ・サン・ジョルジュ ブラン ヴィエーユ・ヴィーニュ
平均樹齢60年のシャルドネにピノ・ブラン種をブレンド!生き生きとした酸に華やかなアロマと塩味が広がる。
- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ニュイ・サン・ジョルジュ
- タイプ
- 白ワイン / 辛口
- 品種
- シャルドネ、ピノ・ブラン
- 生産年
- 2018年
希望小売価格(税込):¥11,000
販売価格(税込):¥9,900
- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ニュイ・サン・ジョルジュ
- タイプ
- 白ワイン / 辛口
- 品種
- シャルドネ、ピノ・ブラン
- 生産年
- 2018年