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絞込アルベール・モロ
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「ボーヌを知るならばアルベール・モロを飲め」
■アルベール・モロとは
ブルゴーニュの黄金の丘『コート・ドール』の南側に位置する『コート・ド・ボーヌ』。その中心地『ボーヌ』に拠点を持ち、世界中のブルゴーニュラヴァ―から「ボーヌを語るうえで欠かせない生産者」と言われるのが『アルベール・モロ』です。1820年アルベール・モロはネゴシアンとしてその歴史をスタートさせます。1890年には7haのブドウ畑を購入し、自社でのワイン造りを始めます。モロのワインは若い内には非常に硬く、頑なな印象をもちます。当時から長期熟成をするワインを目指していたからかもしれません。
その後、アルベール・モロの孫にあたるギィ・モロとフランソワーズ・ショパンの兄妹が経営に当たっていましたが、1980年代半ばにギィが病気に倒れ、フランソワーズはネゴシアンをやめワイン造りに集中していきます。フランソワーズが引退する際、直結の子供がいなかったため、モンペリエで農業を勉強した、甥のジョフロワ・ショパン・ド・ジャンヴリがドメーヌを引き継ぐことになるのです。
現在の当主・ジョフロワのワインはドメーヌ創設からの安定した味わいはそのままに、洗練度に磨きがかかり、その評価もさらに上がっています。
■ボーヌの歴史
アルベール・モロの本拠地『ボーヌ』は2万3000人というコート・ドール最多の人口を有する大きな街で、大手メゾンが拠点を置いています。中世の城壁に一部を囲まれた旧市街地には、ワインショップが立ち並んでいます。観光地としても名高い『オスピス・ド・ボーヌ』ではワインのチャリティーオークションが行われていることでも知られています。これに協力しているのが、地元の生産者です。現在は移転しましたが、オスピス・ド・ボーヌの慈善病院の施設の費用などにこの売り上げが寄付されています。
また、ボーヌはワイン史の中でも重要な役割を担ってきました。
フランス革命で壊滅的な打撃を受けたブルゴーニュのワインをフランス国内はもとより、ヨーロッパ全域に広めたのは、ボーヌに拠点を置くネゴシアンたちでした。彼らはブルゴーニュのワインを世界中に輸出するようになりましたが、自分たちのフラッグシップワインは創業当時のまま、ボーヌで大切に販売しているのです。
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■アルベール・モロの醸造のこだわり
2009年からビオロジック栽培への取り組みを始め、2011年には現在保持している8ha全ての畑がビオロジックになりました。ブルゴーニュの最近の傾向として、全房発酵を行う生産者が増えていますが、アルベール・モロでは、赤ワインの醸造は完全除梗で行います。ブドウの房の梗(茎)から粒を外し、ブドウの粒のみで発酵させることによりピュアで澄んだ印象の味わいを造り出すことが可能になるのです。
樽の使い方においても、年々新樽率を下げています。以前は50％を超えていた新樽の比率を、2009年以降は3分の１まで落としています。これは、新樽特有の樽の風味を抑え、葡萄が持つテロワールを表現するためのこだわりです。
18か月の樽熟成を経て瓶詰となりますが、その寸前まで織引きをしていません。こうすることで、ワイン自身が発生させる炭酸ガスで酸化を防ぎ、亜硫酸塩の添加を極力抑えることができます。これが、もう一つのモロのこだわりです。
■アルベール・モロだから楽しめる7つの1級畑の飲み比べ
アルベール・モロは7つの1級畑を所有しています。グラン・クリュのないボーヌでは1級畑の生産量が全体の75％を占めています。モロの所有する1級畑は、ボーヌを代表する南部の「トゥーロン」「グレーヴ」、北部の『マルコネ』をはじめ、サン・ヴィーニュ、トゥサン、ブレッサンド、そして2001年に加わったエーグロの7つ。
中でもボーヌ南部の『グレーヴ』はミネラル感にあふれ、複雑味のあるワインを生み出すことで知られています。この畑には礫岩と言われる、細かく亀裂が入る岩が表土の下に存在しています。その亀裂にブドウの根が入り込み、岩のミネラルを吸収するのです。ボーヌのワインはフルーティで肉付きの良さが魅力です。これに、このミネラルが加わることで深みのあるワインができるのです。
これに対して『トゥーロン』はグレーヴの南に位置する畑。グレーヴよりはやや斜面は穏やか。粘土石灰質と砂利、砂質がメイン。しっかりとした骨格と厚みある果実味、赤いベリーのストレートな味わいが楽しめます。
ボーヌの北部の1級畑でベストと言われているのが『マルコネ』。サヴィニー・レ・ボーヌの同名の畑に高速道路を挟んで隣接しています。土壌は石灰岩と泥灰岩が混ざっており、しっかりしたボディとミネラリーな余韻が特徴です。マルコネの畑名は、4世紀まで存在していた西ゲルマン族のmarcomanni（”国境の人々”の意）が由来と考えられているそうです。
このように同じボーヌでも畑によって異なるテロワール。これをうまく表現し、それぞれの個性を生かすのが『アルベール・モロ』！新樽率の低さとビオロジックで育てた50年以上の樹齢の古木たちが可能にするのです。
7つのクリマ全てで同じ醸造法を用いるため、テロワールの違いが見事に分かるのです。これこそが「ボーヌを知るならばアルベール・モロを飲め」と評論家たちに言わせる所以なのです！
かつては飲み頃になるまで年月を要する長期熟成型でしたが、ジョフロワの時代になってから、熟成しても、若い内でも美味しく飲めるようになりました。近年はその完成度に磨きがかかっています。
モロのワインを通して、ボーヌの魅力をぜひ感じてください！
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Albert Morot Beaune 1er Cru Grevesアルベール・モロ ボーヌ プルミエ・クリュ グレーヴ 2012
ボーヌ最大の1級畑『グレーヴ』から年間2樽のみ醸造。ミルランダージュ(結実不良)がもたらす奇跡的な美味しさを是非！
- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ボーヌ
- タイプ
- 赤ワイン / 辛口 - ミディアムフルボディ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 生産年
- 2012年
商品コード: fow0947
希望小売価格（税込）：￥8,910
販売価格（税込）：￥8,019
申し訳ございませんが、
只今品切れ中です。- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ボーヌ
- タイプ
- 赤ワイン / 辛口 - ミディアムフルボディ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 生産年
- 2012年
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Albert Morot Beaune 1er Cru Teuronsアルベール・モロ ボーヌ プルミエ・クリュ トゥーロン
ボーヌ1級の中では最高条件の畑トゥーロン！樹齢50年の古樹が奏でる、弾けるような素直な果実味。
- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ボーヌ
- タイプ
- 赤ワイン / 辛口 - ミディアムフルボディ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 生産年
- 2014年
商品コード: fow0669
希望小売価格（税込）：￥7,810
販売価格（税込）：￥7,029
申し訳ございませんが、
只今品切れ中です。- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ボーヌ
- タイプ
- 赤ワイン / 辛口 - ミディアムフルボディ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 生産年
- 2014年
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Albert Morot Beaune 1er Cru Grevesアルベール・モロ ボーヌ プルミエ・クリュ グレーヴ
ボーヌ最大の1級畑『グレーヴ』から年間2樽のみ造られる希少なピノ。味わいに立体感があり優雅な雰囲気！
- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ボーヌ
- タイプ
- 赤ワイン / 辛口 - ミディアムフルボディ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 生産年
- 2014年
商品コード: fow0670
希望小売価格（税込）：￥7,810
販売価格（税込）：￥7,029
申し訳ございませんが、
只今品切れ中です。- 生産地
- フランス / ブルゴーニュ / ボーヌ
- タイプ
- 赤ワイン / 辛口 - ミディアムフルボディ
- 品種
- ピノ・ノワール100%
- 生産年
- 2014年
